ケラトン アット ザ プラザ宿泊記|2025年11月|Keraton at The Plaza

ケラトン アット ザ プラザ宿泊記|2025年11月|Keraton at The Plaza ハイアット
ケラトン アット ザ プラザ

ワールドオブハイアットのグローバリストが徹底体験! ケラトン・アット・ザ・プラザ

ジャカルタの中心、プラザインドネシアに直結するケラトン・アット・ザ・プラザは、街の喧騒から一歩入った瞬間に空気がふっと変わる、まさに“小さな王宮”のようなホテルです。今回はワールドオブハイアットのグローバリストとして滞在しましたが、その特別感をより一層引き立てる静けさと上質さに圧倒されました。

煌びやかな豪華さではなく、伝統と静寂を纏った穏やかな佇まい。館内に散りばめられたジャワ王宮の意匠、控えめでありながら気品に満ちたホスピタリティが、ホテル全体を“現代の宮殿”へと仕上げています。客室は広々として落ち着きがあり、ラウンジにはゲストが少なく、まるで宮殿内のプライベートサロンのような余白のある時間が流れます。

さらに、グランドハイアット・ジャカルタのプールやフィットネス、スパを利用できる利便性もグローバリストとしては大きな魅力。この静けさと上質さ、そして他にはない“王宮体験”は、まさにケラトンならでは。間違いなく、また滞在したいホテルの最上位に加わりました。

ホテル到着

エントランス

Gojek(インドネシアのライドシェアサービス)を利用して ケラトン・アット・ザ・プラザに向かいます。

ホテル前には豪華な門が。門番が待ち構えています。
チェックインの旨を伝えると門を開けてくれます。

それにしても、ケラトンの銘板、かっこいい。

門の中に入ると噴水を囲むロータリーになっています。

車寄せに着けると、ベルスタッフが「ようこそ!」とむかえてくれます。
予約名を告げるとリストをチェック、リストに名前があることがわかると、「こちらへ」と案内されます。
その間も別のスタッフが車からスーツケースをおろしています。

運転手にお礼を告げ、セキュリティチェックです。
インドネシアはどこのホテルも厳しいですね。

ロビー

ロビーに入ると、そこから別空間のようです。
都会の中とは思えない静けさ、そしていい香り♪

スタッフに受付へと案内されます。

チェックイン&ステータス特典

チェックイン

受付スタッフと挨拶をします。
座るように促されます。

その間にメニュー表が出てきます。

どうやらインドネシア王宮の伝統飲料「ジャムウ」に着想を得た、ケラトンならではの“王室の一杯”のようです。

このウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン手続きです。

妻は「Princess Tea」、僕は「Paré Anom」を頼みました。

プリンセスティーはターメリックとジャスミンの香りがふんわりと立ちのぼる、柔らかく女性的な味わい。

パレ・アノムは、オレンジとレモンにパンダンの香りを重ねた鮮やかなグラデーション。
太陽を思わせる明るい一杯で、頭の中がすっとほどけていくよう。

それぞれに添えられた伝統菓子
─サクっとした食感のKuping Gajah(象の耳)と香ばしく甘いKue Koya(クエ・コヤ)─
が、品よくトレイに並べられています。

冷たいおしぼりも添えられていて、これぞケラトンホスピタリティ。「王宮のもてなし」を体感します。

ステータス特典

宿泊者特典

ケラトン・アット・ザ・プラザは宿泊者に以下のサービスがついています。

  • クラブラウンジ(The Club)の利用
  • ハウスキーピングサービス
    清掃時間:8:30〜16:30
    ターンダウン(夜のベッドメイク):18:00〜21:00
  • グランドハイアット・ジャカルタの施設利用
    ※6階の連絡通路からアクセスできます。
    ・Club Olympus Fitness Center(フィットネスジム&スパ)
    ・バリ風ガーデンの屋外ソルトウォータープール
    ・テニスコート

ケラトンでは宿泊者全員にクラブラウンジアクセスがついています。

グローバリスト特典

さらにグローバリスト特典は以下。

  • 客室アップグレード
  • レイトチェックアウト

客室アップグレードは毎回楽しみです♪

通常のチェックイン/チェックアウトは 15:00/12:00。
それをレイトチェックアウトで 16:00 にしてもらいました♪
いいホテルはできるだけ長くいたくなるものです。

部屋へ

チェックイン手続きが終わり、スタッフの丁寧な案内で部屋に向かいます。

部屋に向かいながらもスタッフが、
こちらからモールにアクセスできます、
6Fにグランドハイアットへの連絡通路があります、
ザ・クラブ(クラブラウンジ)は7Fです、
などなど、
説明してくれます。

客室フロア。
静寂に満ちています。
柔らかな照明が壁面をやさしく照らし、足元のカーペットには橙と青の模様が。

扉の前。
ルームキーをかざずとカチッと電子音がなり扉が開くようになります。

客室、1キング シティービュー コーナー にアップグレード!

部屋の様子

部屋タイプ広さ(㎡)
1キング/2クイーン クラブアクセス64←予約
1キング/2クイーン シティビュー クラブアクセス64
1キング コーナー クラブアクセス デラックス75
1キング シティービュー コーナー クラブアクセス75←ここ
ケラトン スイート キング クラブアクセス140
ケラトン アパートメント キング クラブアクセス140

1キング シティビュー コーナーにアップグレードされました!
ありがとうございます!

大きな窓に囲まれたコーナールームは、
光を柔らかく取り込みながら、街の喧騒を遠くに感じさせる静かな空間かと思いきや…
イスラム教のお祈りが大音量で聞こえてくる部屋です。

淡い木目と大理石を基調にしたインテリアは、モダンでありながら温もりがあり、
王宮をテーマにしたホテル全体のデザインコンセプトがさりげなく取り入れられています。

広々としたキングサイズベッドの向かいには大型テレビ、
両横にはワークデスクとソファスペースがゆったりと配置されています。

バスルームには、ゆったりとした独立型バスタブと大理石のダブルシンク。
窓辺から自然光が差し込みます。

ウェルカムアメニティ

ガラスのテーブル上に
フルーツ、スナック、そして手書きのウェルカムカードがそっと置かれています。

バナナ、リンゴ、スネークフルーツの入ったボウルの隣には、
インドネシアの伝統菓子とスパイスの香るチップスが三つの小瓶に並び、
“ようこそ”ともてなしてくれている感じ。

封筒には僕たちの名前が丁寧に記され、
ポストカードにはケラトンの文化を象徴するバティックの写真。

※バティック
インドネシアの伝統的なろうけつ染め布

部屋からの眺望

Sheer(薄手のブラインド)はリモコンで下げます。
眼前にはジャカルタの市街が一望できます。

下をのぞくと奇麗なプールが!
プールで泳ぎ、プールサイドでくつろくイメージを固めたのですが、、、
残念ながらこのプールはレジデンス用、宿泊客は使えません。

夜景。
ちょうど月がでていました。

朝には朝日が差し込みます。
東向きの部屋です。

ベッド&ナイトスペース

部屋の中心に据えられたキングサイズベッドは、
淡いベージュのヘッドボードに、インドネシアの伝統モチーフを思わせる
扉風のアートパネルが飾られ、王宮の格式とモダンな感性が調和しています。

この扉、ホームページを見ると開く部屋もありましたが、
この部屋は開きませんでした、残念TT

両脇のナイトテーブルは大理石仕上げで、
上質な質感と手触りが伝わってきます。

各テーブルには照明・コンセント・USBポートが備えられ、
照明のコントロールパネルは光を透かすストーン製。
柔らかな灯りが夜の空間を穏やかに照らします。

左テーブルの引き出しには耳栓が入っています。
やはり深夜と早朝の大音量(お祈り)が眠りを妨げる…

お祈りの方向は引き出しの中にさりげなく。

ベッドマットレスはKing Koil(キングコイル) Luxurious Suite。

世界の高級ホテルで採用されるブランドで、
ふんわりと体を包み込むような寝心地です。

しっかりとした厚みと反発力がありながら、
一晩中姿勢が安定し、翌朝の目覚めもスッキリ。

リビング

さてリビングスペースです。
ブラウンとオレンジでまとめられた落ち着いた空間になっています。
ソファの背後には花をモチーフにした壁飾りが印象的。
照明が間接光で柔らかな明かりが空間を照らします。

ソファーの脇にはミニバーの棚があり、お茶をしながらくつろげる場所となっています。

エスプレッソマシンはilly(イリー)。
お茶はTEMA、インドネシアの紅茶ブランドです。インドネシアンブレックファストのような独自のブレンドティーが特徴。

しかし、なぜここにセーフティーボックス?
他に置く場所なかったのかな?

デスク

ワーク&リラックススペース

ベッドの奥には、窓に面したデスクスペース。
南向きの大きなブラインド越しに、柔らかな自然光が差し込みます。

朝の時間帯は特に光が心地よく、
PC作業をするにも、コーヒーを飲みながら書き物をするにも最適です。

デスク上にはシンプルなスタンドライトと電話、メモパッド、
そして各国対応のコンセントとUSBポートがすっきりと配置されています。
実用性とデザイン性が両立されたこの空間、気に入りました。

窓の外に目をやると、
来週に泊まる予定のグランドハイアット・ジャカルタが。

クローゼット&バゲージベンチ

ベッドルームからバスルームへと続く途中に、
落ち着いた照明で照らされたクローゼットスペースがあります。

まず目に入るのは、ハンガーにかかった真っ白なバスローブ。
そして深みのある黒い御影石の天板をもつバゲージベンチがあり、
荷ほどきのひとときにも心地よさを感じさせます。

クローゼットエリア全体が、
バスルームへと続く導線の中に、自然と“整う”感覚を生み出してくれます。

引き出しの中には、ホテルオリジナルのランドリーバッグやシューケアグッズ、
靴べら、スリッパなどが整然と収められています。
それぞれのアイテムにはケラトンの「K」ロゴやアンバウンドの「UB」ロゴが入っており、
細部まで統一されたデザインへのこだわりが伝わります。

クリームベージュのスリッパ、見た目も履き心地も上品です。

カードで案内されたシューシャインサービス。
ホスピタリティの心遣いが感じられのですが、
革靴を履いてきてないので…残念。

バスルーム

バニティ

バスルームに足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは、
大理石の天板が美しく光を反射するダブルシンクのバニティ。
大きな鏡の間にはジャカルタの市街が広がり、
都市と一体化したような開放感があります。

朝の光を浴びながら身支度を整える…とイメージしましたが、
窓清掃のロープが下がっているので、
ブラインドを閉めていました。

左右に並ぶ2つのシンクは、
ブラックマットの水栓金具と照明付きミラーが配置され、
デザイン性と機能性が融合しています。
ガラス棚にはタオルやグラス、ミネラルウォーターが整然と置かれています。
シンメトリーな構成が美しい。

備え付けのアメニティは、すべてホテルオリジナルの「K」ロゴ入り。
石鹸やボディローションはマットブラックの容器に金文字のロゴが映え、
上品さと重厚感を兼ね備えています。
香りは穏やかで清潔感があり、気に入って毎日使ってました。

引き出しを開けると、ドライヤー(Philips製)や
歯ブラシ、シェービングキットなどのアメニティが丁寧に仕分けられており、
必要なものがすぐに手に取れる設計されています。

バスタブ&バスアメニティ

バニティに向かい合って、
柔らかな曲線を描く独立型のバスタブが設えられています。
白を基調とした空間に、マットブラックの水栓が凛としたアクセントを添え、
思わず目が奪われます。

背後の壁には金色のレリーフが施され、
穏やかな光が反射してキラキラ照らされます。
タオルはふんわりと厚みがあり、使う前からその柔らかさが伝わってくようです。

バスタブの縁には、ローファー(ボディスポンジ)と
バスソルト、バスオイルが用意されており、
入浴のたびに心身をリセットできます。

香りは控えめで、静かな安らぎを感じさせるナチュラル系。
湯を張って身を沈めれば、
外の喧騒から完全に切り離されたような感覚に包まれます。

いいホテルはバス回りが
本当に癒される空間です。

シャワールーム

バスタブの向かいには、
ガラスで仕切られたシャワールームが配置されています。

窓側から「バニティ → バスタブ → シャワー」というレイアウト。
朝の身支度から夜のリラックスまでの動線が実にスムーズ。
しかも広くて使いやすい!

白を基調とした壁面に、マットブラックのシャワーヘッドと金具が映え、
空間全体がモダンで引き締まった印象です。

天井には大きなレインシャワー、壁面にはハンドシャワー。
その日の気分で使い分けします…

が、レインシャワーの出がちょっと悪く、
ほとんどハンドシャワーでした…

ボトルに入ったシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュも
ホテルオリジナルの「KERATON」ロゴ入り。
黒地に金の文字という統一デザインで、
シンプルながらラグジュアリーな存在感。

トイレ

バスルームと廊下をつなぐ独立したスペースには、
白を基調とした清潔感あふれるトイレが設置されています。
日本人的には無駄に広いデザインだと思いきや、
落ち着きある空間になっています。

設備はアメリカンスタンダード製のウォシュレット。
東南アジアではまだ珍しい“電動ボタン操作式”。

座面の温度調整や温水洗浄など、日本ではおなじみの快適機能を備えています。
このような設備は、長期滞在者にとって大きな魅力。

壁際のトイレットペーパーホルダーや小型ダストボックス、
そしてホース部分を覆う布カバーまでホテルロゴ入りで統一され、
細部にまでブランドの美意識が行き届いています。

WiFi(インターネット)環境

客室内のWi-Fiは、ダウンロード61.8Mbps/アップロード65.4Mbps。
実測値としては非常に安定しており、メール送受信やSNS投稿はもちろん、
Zoomなどのビデオ会議やフルHD動画の視聴もスムーズに行えるレベルです。

クラウド作業や資料のアップロードもスムーズ。
滞在中のリモートワークやオンラインミーティングにも十分対応できます。

ターンダウンサービス

ザ・クラブのイブニングカクテル&ディナーから戻ると、
ベッドサイドには柔らかな照明が灯り、ターンダウンサービスが施されています。

シーツは丁寧に折り返され、足元にはスリッパとマットがセット。
一日の終わりを優しく包み込む、ホテルならではの心配り。

ナイトテーブルには、
ホテルオリジナルのハンド&ボディローション(フランジパニ)と
ピロースプレー(シグネチャーバンブー)が用意されています。

南国の花の香りと竹の清涼感が、
深い眠りへと導いてくれる心地よいアロマ。

テーブルには小さなカードも添えられており、
バティック(ジャワ更紗)の職人文化を紹介する内容。
このホテルが“インドネシアの美意識と現代的ラグジュアリーの融合”を
テーマにしていることが伝わってきます。

THE CLUB(ザ・クラブ、クラブラウンジ)

ラウンジの様子

クラブラウンジのフロアは7階。
午前6時から午後10時までオープン。
滞在中はチェックイン後から出発まで自由に利用できます。

内容時間帯
朝食06:00 AM – 10:30 AM
ランチ11:30 AM – 02:30 PM
ディナー05:30 PM – 09:30 PM
イブニング カクテル05:30 PM – 07:30 PM
オールデイ リフレッシュメント06:00 AM – 10:00 PM

「オールデイ リフレッシュメント」には、ペストリー・コーヒー・紅茶などの軽食が含まれます。
一日中いつ訪れても何かしら楽しめる構成になっています。

クラブラウンジ「ザ・クラブ」に入ると、まっさきに目に飛び込んでくるのは、
美しく飾られたブッフェスペースと、その奥にあるオープンキッチン。
食事への期待が否応なしに一気に高まります。

目線を反対に向けると…
重厚なウッドと柔らかなファブリックで統一されたインテリアは、
インドネシアの伝統美とモダンデザインが調和した落ち着きのある雰囲気。

中央には大理石のロングテーブルが配置されています。
柱や格子状の装飾が空間をゆるやかに仕切り、
プライベート感を保ちながらも開放的に過ごせる設計です。

窓際の席からはジャカルタ中心部の街並みが一望できます。
ソファ席にはクッションが並び、コーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごすのに最適。
自然光がたっぷりと入り、朝や昼間は明るく爽やかな印象に包まれます。

外にはプールを望むテラス席もあり、
朝は心地よい風を感じながら、
夕方はライトアップされた水面を眺めながら、
屋外で過ごすひとときは、都心にいながらリゾートのような開放感を味わわせてくれます。

ただ、喫煙可なので、
タバコの煙(けむり)が苦手な僕にとっては、ちょっと居辛い空間です。

クラブラウンジの奥には、しっとりとした照明が印象的な「ザ・バー」が併設されています。
マーブル調のカウンターとゴールドのスタンドライトが放つ柔らかな光が、
空間全体を上質な静けさで包み込んでいます。

ワインやスピリッツが整然と並ぶ棚の一角には、
プレミアムシガーが用意されており、専用のカッターとトーチも完備。

ザ・バーのさらに奥には、扉の先に静かに佇むプライベート・ダイニング・ルームがあります。
落ち着いた照明と木の質感に包まれ、ラウンジやバーと切り離されて、別空間のようになっています。

室内は大理石のテーブルが中央に伸び、ゆったりとした椅子が並んでいます。
天井の照明はラウンジ全体と統一感がありながら、よりフォーマルで重厚。
中央には鮮やかな蘭の花が飾られ、華やかさ+気品を感じさせます。

ラウンジ、バー、プライベートルームへと続く構成は、
ゲストが“時間帯や目的に応じて空間を選ぶ”という、
ハイエンドホテルらしい体験設計そのもの。
完成度の高いラウンジフロアだと感じます。

イブニングカクテル&ディナー

イブニングカクテル&ディナーの様子

「えむ様、グッイーブニン、ウェルカムバック、ハワユ―」
初日にしてもうスタッフが名前を覚えています。
すごい!

スタッフとの挨拶もそこそこに、
やはりキッチン&ブッフェエリアに目がいってしまいます。

奥のライブキッチンにはシェフたちが立ち、
温かい笑顔で迎えてくれます。

コンパクトながらも、美しく構成されたビュッフェ台には、
“量より質”というホテルの哲学が見て取れます。

中央のテーブルに飾られたグリーンやフルーツのオブジェも、
まるでアートの一部。

どの角度から撮っても絵になる、そんな空間美です。

夜のTHE CLUBは、照明が落とされ、窓の外にはジャカルタの街灯り。
音楽も一段トーンダウン、キャンドルも灯り、“静かに味わう”時間に変わります。

スタッフの仕草と言葉使いは本当に丁寧で、
ケラトンの真価が現れます。

初日は窓際の席へ。
ジャカルタの街灯りを楽しみます。

ディナーのスタイルは、アラカルト+ブッフェです。
アラカルトにはデイリースペシャルがあり日替わりで違うものが用意されています。
ドリンクも全てオーダー制です。

基本はホットミールがアラカルト、コールドミールがブッフェといった感じのようです。

メニュー上部には次のような文言が
“Drawing inspiration from the Javanese royal tradition of Jadosan…”
おもてなしの儀式として料理を少しずつ丁寧に供する、ジャワの王室伝統の食文化。

「少量ずつ、丁寧に仕上げた一皿を重ねながら、夜の静けさを味わう」
というコンセプトのようです。

まずは、シャルドネ(白ワイン)とケラトン特製のスパークリングティーで乾杯。
もちろん妻がシャルドネ、僕がスパークリングティーです。

オーダーメニュー(ディナー)

まずはスープ2品をオーダー。

Creamy Corn Soup(クリーミー・コーンスープ)
淡い黄色のスープに、上から鮮やかなグリーンのオイル(タラゴンオイル)。 味のベースはスイートコーンのピューレで、まろやかな甘みとミルクのコクが広がる一品。 上品で軽やかな洋風ポタージュ。

Empal Gentong(エンパル・ゲントン)
今夜のデイリースペシャルのインドネシア料理。 西ジャワ地方・チレボン発祥の牛肉スープ。 ココナッツミルクベースにスパイス(ガランガル、ウコン、レモングラスなど)が効いた、カレー風味の濃厚で香り高い一品です。

次はデイリースペシャルの海鮮2品。

Prawns Ala Plancha(プローンズ・アラ・プランチャ)
スペイン料理の調理法「アラ・プランチャ(鉄板焼き)」で焼き上げた海老の一皿。 表面は香ばしく、中はふっくらジューシーに仕上げられています。

Kepiting Soka Bumbu Rujak(ケピティン・ソカ・ブンブ・ルジャック)
インドネシア料理の一品。 サクッと揚げたカニに、 トマトとチリ、タマリンドを使ったルジャックソースがたっぷりとかけられ、 酸味・辛味・甘みの複雑な味わい。

パスタとチキン。

Spaghetti Ala Ragout(スパゲッティ・アラ・ラグー)
牛肉のラグー(煮込みソース)を絡めたスパゲッティ。 仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノが軽く振りかけられています。 ソースはホテル特製「Beef Ragout ala Keraton」スタイル。 長時間煮込んだ牛肉がほろりとほぐれ、深みのあるトマトソースと一体に。 少量ポーションで提供されるため、コースの途中でも重すぎず、他の料理と組み合わせて楽しめるように工夫されています。

Rosemary & Thyme Roasted Chicken Breast(ローズマリーとタイムでローストしたチキンブレスト)
皮目を香ばしく焼き上げた鶏むね肉(チキンブレスト)。 ハーブ(ローズマリーとタイム)の香りをまとわせながらじっくりローストされ、しっとりとした食感に仕上がっています。 下にはスイートコーンのピューレ(Sweet Corn Purée)、自然な甘みと滑らかさがチキンの旨みを引き立てます。 ソースはチキンジュ(chicken jus)、焙煎した骨からとった旨味が凝縮されており、ピューレの甘さとの対比が絶妙です。

ブッフェ(ディナー)

次はブッフェ。
「軽めの夕食」や「ワインのお供」として

・ヨーロッパの前菜スタイル(アンティパスティ・チーズ・パン)
・インドネシアの伝統(ガドガド・ジャジャナン・ルマカシ)
・美しいデザートセレクション
といった構成になっています。

全体の印象は、“王宮の食卓をモダンに再構成したような優雅なビュッフェ”。
華やかさよりも、静かで上質な寛ぎを感じさせる構成です。

それぞれのセクションごとに見ていきます。

Antipasti(前菜セクション)

「Antipasti」コーナーは、イタリア式の前菜を中心にしたテーブルです。

Couscous Salad(クスクスサラダ)
トマトやハーブを混ぜた軽い中東風サラダ。

Cucumber & Feta Salad
ギリシャ風のサラダで、スイカ・フェタチーズ・ミントの組み合わせが爽やか。

Grilled Vegetables & Olives
ズッキーニやナス、オリーブなどをオリーブオイルでマリネしたもの。

様々なナッツ(ウォールナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミア、ミックスナッツ)が並び、トッピングとしても楽しめます。

Bread & Cheese(パンとチーズ)

ハード系のパンが多く、バゲット、セサミロール、クルミ入りブレッドなどの焼き立てパン。

「Artisan Cheese」コーナーには、
Colby(セミハード・チェダー風)、Tomme de Merapi(ローカル産牛乳チーズ)がそれぞれフルーツ・ドライナッツ・蜂蜜とともに美しくディスプレイされています。

ワインがあればいい組み合わせになるのかな?
僕はワイン、というかアルコールが飲めませんが…

Gado-Gado(ガドガド)

インドネシア伝統の温野菜サラダ。
ピーナッツソースやカシューナッツソースをかけて食べるジャカルタ発祥の名物料理です。
豆腐、もやし、ゆで卵、いんげん、キャベツ、トウモロコシなどが並び、辛さ・酸味・甘みを自分で調整しながら混ぜて食べるスタイル。

ホテルでは高級感ある陶器の器に盛られています。

Dessert & Jajanan Pasar(デザート&インドネシア伝統菓子)

デザートのメインテーブル。
中央には鮮やかな果物のバスケットが飾られ、左右にデザートが並びます。

Fruit Tartelettes
フレッシュフルーツをのせた小さなタルト。

Lapis Legit
バターを何層にも重ねて焼き上げた伝統のスパイスケーキ(別名「千層ケーキ」)。

Quenelle Jasmine Tea
ジャスミンティー香るムースデザート。

Strawberry Mouse Cake
花で飾られた苺のムースケーキ。

奥には「Jajanan Pasar(市場のお菓子)」と呼ばれる伝統的スイーツが並びます。

Kue Sagu(サゴ粉の蒸し菓子)
Lapis Pepe(ココナッツミルクの層菓子)
Kue Dadar Gulung(緑色のココナッツクレープ)

見た目もカラフルで、ローカルの温もりと西洋スイーツの上品さが共存しています。

Cold Section(冷菜・フルーツ)

ガラス冷蔵ケース内。

パイナップル、オレンジ、マンゴー、
スイカ、メロン、パパイヤ
といった南国フルーツが綺麗にカットされ、
冷えた状態で提供されています。

Smoked Chicken Breast(スモークチキン)
Beef Bresaola(ビーフの生ハム)
Hummus Chickpeas(ひよこ豆のペースト)
Muhammara(ローストパプリカのディップ)
など、前菜として楽しめる冷菜も並んでいます。

ドリンクカート(モバイルバー)

アルコール類はカートが部屋の中央に置かれ、 ディナータイムの雰囲気をぐっと引き上げる、ケラトン・アット・ザ・プラザらしい上品な演出です。

スピリッツ&リキュールカート

左のカートには、カクテルベースになる主要なスピリッツが並びます。 照明の演出が美しく、ボトルのデザインもラウンジのインテリアの一部のようです。

  • Espolòn Tequila Blanco(テキーラ)
  • East Indies Gin(バリ島産クラフトジン。トロピカルボタニカルが特徴)
  • Plantation 3 Stars Rum(カリブ海産のホワイトラム)
  • Ketel One Vodka(オランダのプレミアムウォッカ)
  • Aperol / Campari(スプリッツやネグローニなどのカクテル用)
  • Martini Extra Dry / Rosso(ベルモット)
  • Tio Pepe Sherry(スペインの辛口シェリー)
  • Giffard Liqueur 1885(フランスのリキュールブランド)

が主なラインナップ。 種類としては、ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ウイスキー・リキュールが一通り揃い、 クラブスタッフがその場でカクテルを作ってくれます。

ワイン&スパークリングカート

右のカートはワインセレクション。 氷のボウルには白ワイン・ロゼ・スパークリングが冷やされ、 手前には赤ワインのボトルが常温で並びます。

  • AIX Rosé(フランス・プロヴァンスの人気ロゼ)
  • Marius by Michel Chapoutier(南フランスのフレッシュな白・赤)
  • Beringer(カリフォルニアの定番ワイナリー)

ほか、日替わりでローカルワインが加わることも。

ジュース、フレーバーティー、インフュージョンウォーター

左上下段には、木製キャップ付きの小瓶に入ったジュースたち。ホテルオリジナルのボトリング。 それぞれのボトルには「Keraton at The Plaza」のロゴがタグで付けられており、まるで高級スパのウェルカムドリンクのような雰囲気です。

  • Guava Juice(グァバ):南国らしい香りと優しい甘酸っぱさ。
  • Mango Juice(マンゴー):濃厚でトロピカルな味わい。
  • Apple Juice(アップル):軽い酸味と爽やかな甘さ。
  • Pineapple Juice(パイナップル):リゾートを思わせる清涼感。
  • Orange Juice(オレンジ):定番ながら、絞りたてのような自然な色合い。
  • Honey Lemon Juice(ハニー・レモン):さっぱりした酸味と蜂蜜のコクがあり、喉に優しい一杯。

右上段、紅茶やハーブティーをベースにしたフレーバーティーも揃っています。 どれも「ウェルネス」と「伝統」をテーマにしており、まさに“インドネシアのスパ文化を味で体験できる”ラインナップです。

  • Green Tea(緑茶):すっきりとした定番。
  • Rosy Jasmine(ローズ×ジャスミンティー):華やかで香り高い人気ブレンド。
  • Beras Kencur(米の薬膳ドリンク):身体を温める伝統的ハーバルティー。
  • Kunyit Asam(ターメリック+タマリンド):酸味とスパイスのバランスが絶妙なインドネシア伝統ドリンク。
  • All About Ginger(ジンジャー強めのスパイシーブレンド):免疫を高める効果で知られる一杯。

右下段はインフュージョンウォーター&ハーバルティー。 細長い透明ボトルには、フルーツやハーブを漬け込んだデトックスウォーター系ドリンク。 レモンやオレンジ、ミント、ストロベリーなどが層状に入ったInfused Water(フレーバーウォーター)。 「Keraton Tea」「Lemongrass Tea」といった軽いハーブブレンドも並んでいます。

ティー&コーヒー
TEMA Tea セレクション

黒い木蓋付きのキャニスターは、「TEMA」ブランドのティーコレクション。 インドネシア発のプレミアムティーブランドで、自然素材・香り・ブレンド哲学にこだわることで知られています。

各ティーの前にはサンプルの茶葉と説明カードがあり、香りを確かめてから選べる「ティーテイスティング・バー」形式になっています。 茶葉の種類はブラックティー、グリーンティー、ハーバル、フルーティーブレンドと多岐にわたります。 全12種類前後が常備されているようです。

  • Indonesian Breakfast:深みのあるアッサム系ブレンド。しっかりした渋みが朝にぴったり。
  • French Earl Grey:ベルガモットと花の香りをブレンドした上品なアールグレイ。
  • Chamomile:リラックスに最適なカモミールティー。
  • Peppermint:清涼感が強く、食後におすすめ。
  • Jasmine:インドネシア産ジャスミンの香りがふんわり漂う。
  • Remedy:ハーバルブレンド。ジンジャーやレモングラスがベースで、免疫サポートに。
  • Keraton Blend:ホテルオリジナルの特製ブレンドティー。甘くスパイシーで、王宮(Keraton)の名にふさわしい香り。
  • Autumn / Summer / Grace:季節の花と果実をテーマにしたフレーバーティーシリーズ。
コーヒーセクション

Espresso / Americano / Cappuccino / Latte / Flat White など多彩な抽出メニュー。 上部の豆ホッパーからは、ロースト豆の香りが漂い、淹れたての一杯が楽しめます。 カップやティーポット、砂糖・ミルクもすべて美しく整理されており、高級感があります。

朝食

朝食の様子

「グッモーニン、エム様」
とラウンジに入るとスタッフに出迎えられます。

スタッフと挨拶しながらも、
やはりブッフェスペースに自然と視線がいきます。

朝の「THE CLUB」は、
窓から射し込む柔らかな光が大理石のテーブルを照らし、
空間全体に静けさと上質な気配が広がります。

テーブルセッティングは一つひとつ丁寧で、
赤い花が添えられた中央のテーブルに目がいきます。

控えめな照明とナチュラルカラーのファブリックが心を落ち着かせ、
ビジネス滞在でも、旅の朝でも、自然と深呼吸したくなるような空気に包まれています。

周囲の席は十分な間隔があり、
プライベートを保ちながらゆっくり朝食を楽しめる設計。

スタッフの気配りも穏やかで、
ティーやコーヒーを注ぐ音とともに一日の始まりを
穏やかに迎えられます。

朝食もディナーと同じく、アラカルト(オーダー制)+ブッフェ形式。

西洋式の卵料理やフレンチトーストなどが選べる一方で、 「Gudeg」「Soto」などジョグジャカルタの伝統料理もラインナップされており、 さらにJamu(伝統薬草ドリンク)を置いているのが印象的です。

デイリースペシャル(日替わり)はなく、毎日同じメニューですが、 ラインナップも多く連泊しても飽きがきません。

Breakfast Favourites(洋朝食)

  • Steak and Egg – ビーフサーロイン+サニーサイドアップ+オランデーズソース。
  • Smashed Avocado – クロワッサントトーストにアボカドとハーブ。スモークサーモン追加可。
  • Eggs Benedict – イングリッシュマフィンにポーチドエッグ、ホウレン草、オランデーズソース。スモークサーモン追加可。
  • Cage-Free Egg Any Style – 卵料理(好きなスタイル)+トマト添え。
  • Cage-Free Egg Omelette – オムレツ+インゲン。マッシュルームやホウレン草、トマト、オニオン追加可。
  • Sweet Corn Fritters – コーンのフリッター、ポーチドエッグ、サンバルトラシソース。
  • Breakfast Chawanmushi – 茶碗蒸し風の蒸し卵、鶏肉、しめじマッシュルーム。
  • Keraton French Toast – フレンチトースト、ベリーのコンポート、バニラ風味のクリーム、バタースコッチソース。
  • Granola – プレーンヨーグルト、ココナッツグラノーラ、ナッツ、ベリー、ハニカム。

Local Signature(インドネシア料理)

  • Soto Daging Sapi – ビーフスープ、春雨、キャベツ、ゆで卵、フライドシャロット。
  • Lontong Sayur – チリカレー風野菜シチュー+ゆで卵、ポテトチップス。
  • Nasi Gudeg Keraton – ココナッツミルクで煮たご飯、サンバル、パームシュガー煮卵、若いジャックフルーツ煮込み。
  • Nasi Goreng Jawa – ジャワ風チャーハン、チリペースト、キャベツ、卵、ソーセージ。
  • Mie Goreng Jawa – ジャワ風焼きそば、卵麺、チリソース、キャベツ。
  • Bubur Ayam – チキン入りお粥、ゆで卵、セロリ、フライドシャロット、チキンフロス。
  • Bubur Gudeg Mercon – Gudeg(甘辛ジャックフルーツ煮)とお粥、スパイシーな卵、濃厚な味付け。

Beverages(ドリンク)

  • Tea – インドネシアンブレックファースト、アールグレイ、緑茶、ジャスミン、ペパーミント、カモミールなど。
  • Coffee – エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノ、ラテなど。
  • Kopi Kelapa – ココナッツウォーター+エスプレッソの特製コーヒー。
  • Juices – オレンジ、アップル、スイカ、ハチミツメロン、グアバ、パイナップル。
  • Coconut Water / Infused Water – ココナッツ水、フレーバーウォーター。
  • Jamu – 伝統的なハーブドリンク(クニットアサム、ベラケンキュールなど)、健康効果あり。

朝はまず紅茶から。
インドネシアンブレックファーストです。

ティーポットで供され、ストレーナー(茶こし)も一緒に提供される本格的なスタイル。
軽やかな香りが立ち上り、静かな朝のラウンジにぴったりの一杯です。

オーダーメニュー(朝食)

まずはインドネシア料理から。

Soto Daging Sapi(ソト・ダギン・サピ)
牛肉のスープ料理で、インドネシア版のビーフスープ。 澄んだスープには、牛肉のかたまり、春雨、キャベツ、トマト、フライドシャロット、青ねぎなどが入っています。 途中でライムを絞り、さっぱり味変します。

Lontong Sayur(ロントン・サユール)
ココナッツミルクのスパイシー野菜カレー風煮込み。 具材はインゲン、ゆで卵、テンペ(大豆発酵食品)、厚揚げ、チリなど。
「ロントン」とは押しもち状のご飯(米を固めたもの)。 ケラトンでは上品な味にアレンジされているのでいけるかな?と思ったのですが、やっぱり僕は苦手。

卵料理からは次の2品。

Breakfast Chawanmushi(ブレックファスト茶碗蒸し)
鶏肉、しめじ、えび、枝豆などが入り、日本人には嬉しい出汁が効いた上品な味わい。 ケラトンらしい“アジア融合スタイル”を感じる逸品で、クラブラウンジの朝食では特に人気のよう。

Eggs Benedict(エッグベネディクト)
イングリッシュマフィンにポーチドエッグ+ほうれん草+オランデーズソース。 トラディショナルでありながら、ソースの酸味がまろやかで、ポーチドエッグの火入れも絶妙でとろけます。

Keraton French Toast(ケラトン・フレンチトースト)
焦がし気味のカラメリゼが香ばしい、ホテル特製のフレンチトースト。 上には季節のベリーコンポートとバニラシャンティ(ホイップクリーム)、横には濃厚なバタースコッチソース。 ホテルメイドの生地がしっとりしていて、朝食にも合う上品な一皿です。

Kopi Kelapa(コピ・クラパ)
Coconut water(ココナッツウォーター)+ Espresso(エスプレッソ)+ Coconut milk(ココナッツミルク) を合わせたドリンク。 一般的なラテより軽く、ほんのり甘いナチュラルなコクがあり、フレンチトーストにすごく合います。

ブッフェ(朝食)

中央に並ぶ2つのアイランドカウンターが左右対称に配置され、その奥にライブキッチン。
高級クラブラウンジ特有の 「静かで整った動線」 になっています。

右は、サラダ、チーズ・コールドカット、フルーツ系のセクション
左は、パン、スイーツ、などのセクション

奥にはライブキッチンがあり、
– 卵料理(オムレツ、スクランブル、サニーサイドアップ)
– ローカル料理(ミーゴレン、ナシゴレン)
– スープ(ソト)
– パンケーキ/ワッフル系
などオーダーメイド料理がここで作られています。

ライブキッチンの前のカウンターは、
ホットミール系の料理がならんでいます。

ACARAKI(アカラク)

Acaraki(アカラク)は、インドネシア伝統の“ジャムゥ(Jamu)”を現代風に再解釈した専門ブランド。

* ジャワ王宮文化を背景にした“薬草飲料”
* ターメリック、ジンジャー、ガランガル、レモングラスなどを調合
* 身体を温める、疲労回復、整腸、デトックスなどの健康効果がある

Keraton は“王宮”という意味を持つホテルだけに、
クラブラウンジに Acaraki を入れているのは非常に象徴的な演出です。

Greens Live & Real のスムージー

こちらは“Greens Live & Real” のスムージー/ウェルネスショット・ワゴン。
Keraton のクラブラウンジは、Acaraki(ジャムゥ)だけでなく、こうしたヘルシーなモダン系ドリンクまで揃えているようです。

ホールフルーツ&サラダ

ホールフルーツ(Whole Fruits)
大きなバスケットにディスプレイされているフルーツは、見た目にも華やか。インドネシアらしいフルーツも含まれています。

  • バナナ(小ぶりのローカルバナナ)- ねっとり甘いタイプで、ホテルの朝食でよく出るインドネシアの定番。
  • オレンジ(Sweet Orange)- 果汁が多く、朝にちょうどいい爽やかさ。
  • グアバ(Guava)- 東南アジアらしい香りのあるフルーツ。生食でも美味しい。
  • りんご(Apple)- 赤・青の両タイプがあり、ディスプレイも美しい。

サラダステーション(Healthy Salad Bar)
「Create your own Healthy Salad」というスタイルで、彩り豊かな素材がそろっています。
素材の種類がとても多く、軽めの朝食にもヘルシー派にも対応できる内容です。

野菜・トッピング

  • きゅうり(Cucumber)
  • ポメロ(Pomelo):ザボン系の柑橘。甘酸っぱくてサラダに合う。
  • キャプシカム(Capsicum:パプリカ)
  • ザクロ(Pomegranate):甘い粒の食感がアクセント。
  • レッドオニオン(Red Onion)
  • オリーブ(Olives)
  • 各種リーフレタス(ロメイン・レッドリーフなど)

ドレッシング・ソース

  • ディルヨーグルト(Dill Yoghurt):さっぱり爽やか。魚やフルーツとも相性◎
  • バルサミックドレッシング(Balsamic Dressing)
  • オリーブオイル&バルサミコビネガー
シリアル&ナッツ類

シリアル、ナッツ、コンポートのコーナー
シリアルはクラシックなものから、少し大人向けのグラノーラまで揃っています。
ナッツ類はそれぞれ個別ジャーに入っていて、とても衛生的&スタイリッシュ。
ヘルシー系の朝食を作りやすい構成で、クラブラウンジとしての品質が感じられます。

シリアル(Cereal)

  • Corn Flakes(コーンフレーク):一般的な定番シリアル。
  • Choco Granola(チョコグラノーラ):ほんのり甘く、グラノーラの香ばしさが楽しめるタイプ。
  • Koko Krunch(チョコクリスピーシリアル):ネスレの定番、子ども人気も高いシリアル。
  • All Bran(オールブラン):食物繊維が豊富でヘルシー志向の人に最適。
  • Weet Bix(ウィートビックス):オーストラリア発祥の小麦ブロックシリアル。牛乳でふやかして食べるタイプ。

トッピング/ナッツ類

  • Assorted Dried Fruit(ドライフルーツ)
  • Kacang Telur(砂糖・卵衣のピーナッツ):インドネシアで人気の甘いコーティングナッツ。
  • Mix Nuts(ミックスナッツ)
  • Hazelnuts(ヘーゼルナッツ)
  • Walnuts(クルミ)

コンポート(Compote)
Guava Compote(グアバのコンポート)。シロップで軽く煮てあり、柔らかく甘い。シナモンスティックが入っていて香りづけも上品。

冷蔵ケース

グラス入りコールド料理/デザート系
ガラスカップで提供されていて、高級ホテルらしいプレゼンテーションです。 健康系・インターナショナルのバランスが取れた品揃えです。 ヤクルトも、東南アジアのホテルではよく見かける光景です。

  • Overnight Oats(オーバーナイトオーツ)
  • Berry Parfait(ベリーパフェ)
  • Mango Chia Seed Pudding(マンゴーチアシードプリン)
  • Yoghurt(ヨーグルト)- Plain / Mango / Mixed Berries
  • Yakult(ヤクルト)
  • Baba Ganoush(中東風ナスのペースト)
  • Black Olives Tapenade(オリーブのタプナード)
  • Cucumber & Feta Cheese Salad(フェタ入りキュウリサラダ)

フルーツプレート
カットフルーツがきれいに並んでいます。 インドネシアは果物が美味しいので、朝のフルーツはレベル高めです。

  • Orange
  • Watermelon(スイカ)
  • Rock Melon(メロン)
  • Pineapple(パイナップル)
  • Papaya(パパイヤ)
  • Yellow Watermelon(黄スイカ)

コールドカット(ハム・燻製肉・ピクルス類)

  • Beef Bresaola(ビーフの生ハム/牛肉の熟成塩漬け)
    * これがあるクラブラウンジはかなり珍しい
    * 旨味が濃い
  • Chicken Lyonner(チキンリオナー/鶏肉のハム)
  • その他のハム類・ピクルス類も数種類
ベーカリー

パンコーナーもとても充実。
西洋系ペストリー+ローカル(Jajanan Pasar)+ハード系パンが揃っていて、
ジャカルタのラグジュアリーホテルらしい構成です。

🥐 西洋系ベーカリー(ペストリー)

● クロワッサン系
Butter Croissant(バタークロワッサン)
Pain au Chocolat(チョコが入ったクロワッサン)

● スイーツ寄りのペストリー
Danish(カスタードやフルーツ入りのデニッシュ)

● ロールパン系
Hard Roll(食事パン、小ぶりでハード系)
Sesame Soft Roll(ゴマ入りふんわりロール)

● その他
Cheese Bread(チーズ入りパン)
Choco Banana Bread(インドネシアでよく見る甘めのローカル風味)

🥖 ハード系ブレッド
全粒粉・シード系のハードブレッド数種(複数の穀物入り、外皮がザクッとしたタイプ)
バゲット風の長めのローフ
スライスブレッド(白・全粒粉)
トースターもあります。

ハード系はカットボード付きでセルフでスライス可能。

ローカルスイーツ

Ongol-Ongol(オンゴル・オンゴル)
インドネシアの伝統餅菓子、モチモチ&パームシュガーのコク。

Pandan Chiffon(パンダン・シフォンケーキ)
パンダン香るふわふわケーキ。ホテルの朝食で見かける定番。

スプレッド&ハニー(蜂蜜)

ブレッドコーナーに併設された スプレッド&ハニー(蜂蜜)ステーション。クラブラウンジらしい高品質アイテムが並んでいて、とても充実しています。

Honey Comb(巣蜜)
木枠にセットされた**本物の巣蜜(コムハニー)。

* ハチの巣をそのまま提供する贅沢スタイル
* 採れたてに近いピュアな蜂蜜
* 香りが強く、味が濃厚
* パン、ヨーグルト、チーズに相性抜群

Unsalted Butter(無塩バター)
巣蜜の左にある白い大理石トレイの上の小皿が無塩バター。

* 無塩のため、蜂蜜やジャムとの相性がよい
* パンの味をストレートに楽しめる

スプレッド&ペースト類(手前の瓶)
手前に並んでいる瓶タイプのスプレッドは、ホテルのロゴタグがついていて高級感があります。

* BISCOFF SPREAD(ビスコフスプレッド)
* PEANUT BUTTER(ピーナッツバター)
* HAZELNUT COCOA(ヘーゼルナッツココア/ヌテラ系)
* Blueberry Jam(ブルーベリージャム)
* Raspberry Jam(ラズベリー系)
* BOOMA HONEY, JAVA FOREST(ブーマハニー・ジャワフォレスト)
* BOOMA HONEY, RAMBUTAN BLOSSOM(ランブータンの花蜜)

チーズ

中央にフルーツ(グリーングレープ&いちご)を添えた、王道のチーズプレートです。

カマンベール / Brie(白カビチーズ)
白い外皮(白カビ)が特徴の柔らかいクリーミータイプ。
* 香り:ミルキーでマイルド
* 食感:とろり+なめらか
* ハチミツ(BOOMA)とも相性抜群
* クロワッサンに合わせても最高

ハードチーズ(ゴーダ or グリュイエール系)
黄色みの強いブロック。
* 程よい塩味
* コクがあり、パンとの相性◎
* 朝食のチーズとして定番

チェダーチーズ(オレンジのハード)
オレンジ色のもの。
* はっきりした旨味
* サンドイッチに使われることが多い
* 朝でも食べやすい軽めのチェダーが多い

フレーバードチーズ(唐辛子 / ハーブ入り)
薄くスライスされたもの。
* ほんのりスパイシー
* ナッツやクラッカーと相性が良い
* インドネシアのラウンジで比較的よく見られる

ホットミール

Roasted Potato(ローストポテト)
* 皮付きのじゃがいもをカリッとローストしたもの。
* 粗塩とハーブ、少しパプリカを使ったような風味。
* ボリュームあるサイドでかなり満足感あり。

Beef Bacon(ビーフベーコン)
* ジャカルタでは宗教上の理由でポークの代わりにビーフベーコンが一般的。
* 見た目はジャーキーとベーコンの中間のような薄切り肉。
* 香ばしい風味で、エッグ料理と合う。

Beef Sausage(ビーフソーセージ)
* チキンより太めでしっかりした味。
* 牛の旨味が強いソーセージで、朝食の定番として人気。

Chicken Sausage(チキンソーセージ)
* 赤い Staub の鉄板に並んだ細身のソーセージ。
* チキンなので軽めで食べやすいタイプ。
* 台に食パンが敷かれていて、油を吸わせて焦げ付き防止にしているホテルらしいやり方。

Sautéed Mushrooms(ソテーマッシュルーム)
* 小さめのブラウンマッシュルームをバター(またはオイル)で軽くソテーしたもの。
* ほのかな塩味と旨味があって、卵料理やトーストと相性◎。

Honey Glaze Carrot(ハニーグレーズドキャロット)
* 細長くカットしたニンジンに、バター+ハチミツの甘いグレーズ。
* ほんのり甘く、食べやすい付け合わせ。
* 肉料理や卵料理の箸休めにもぴったり。

Nasi Goreng(ナシゴレン)
* インドネシア定番のチャーハン
* 甘じょっぱいケチャップマニス(甘口醤油)ベース
* 卵・キャベツ・ネギ・少量の麺などが入った “家庭風” の味付け

Mie Goreng Jawa(ミーゴレン ジャワ)
* ジャワ島スタイルの焼きそば
* ナシゴレンより甘さが強く、香ばしい
* 具材はキャベツ・トマト・ネギ・卵など
* ホテルのミーゴレンは麺がモチモチで食べやすいタイプが多いです

サンバル(Sambal)各種
インドネシア料理の辛味と香りの要。ホテルでも種類を揃えているのは高級ホテルならでは。

揚げクラッカー(Krupuk / Kerupuk)
インドネシアの食卓に必ず登場する “パリパリ系おせんべい”。

Shiumai(焼売)
* 豚肉または鶏肉のミンチを使った中華点心。
* トッピングにネギとショウガ。
* チリオイル(写真左)の薬味と一緒に食べるスタイル。

Truffle Vegetable Dumpling(トリュフ香る野菜餃子)
* 三角形の形をした蒸し餃子。
* 中身は野菜と茸系、トリュフオイルの香り。
* 皮は透明感があってモチモチ。

Bakso(バッソ)
インドネシアで人気の肉団子入りスープ。
牛肉、鶏肉、または両方を使った “弾力のあるミートボール” が特徴です。

Klitikhan(クリティッカン)

インドネシアの伝統的な スナック(揚げ菓子)コーナー。朝食ビュッフェだけでなく1日中出ています。
Klitikhan(クリティッカン)とは、ひとつの料理名ではなく、軽い揚げ菓子全般を指します。

crispy traditional Indonesian snacks
(サクサク食感のインドネシア伝統スナック)

案内カードにはこのように書かれています。

甘さ控えめで日本人にも食べやすいものが多い感じです。
コーヒーや紅茶と相性抜群、つまみやすく持ち帰りたくなる見た目(もちろんホテル内でどうぞ😄)

ドリンク類

イブニングカクテル&ディナーと同様に、
ジュース、フレーバーティー、インフュージョンウォーター、コーヒー、ティー類も充実しています。

基本スタッフが入れてくれますが、
セルフでもOKです。

ランチ

ランチの様子

ランチもアラカルト(オーダー制)+ブッフェ形式。
アラカルトはその日のディナーと同じメニューのようです。

朝食でお腹がいっぱい、ランチは無理です。
数泊滞在しましたが、ランチは一度も食べず…
見た目と香りを堪能し、味は想像することにします。

カプチーノだけでも頼んで、雰囲気だけ。

ブッフェ(ランチ)

ランチブッフェの特徴は、
色鮮やかなプチスイーツ・ケーキ・伝統菓子の “二重構成”。

洋風のミニタルト、ムース、プリン系
インドネシア伝統菓子(クエ・クエ)
見栄えのする大型ケーキ
その場で仕上げるアイスデザート(エス・ナナス・ケラパ)

スイーツコーナーだけでひとつの島ができているレベルです。
このままアフタヌーンティーもできてしまうくらいです。

ホットミール

洋食系のホットミール
スープ、魚料理、パスタ。

■ Mushroom Soup(赤いココット)
赤いル・クルーゼの鍋に入っている白いスープ。
きのこを煮込んだクリーミーなスープで、ホテルブッフェの定番。
トロっとしていて風味濃厚、パンとの相性が良いタイプ。

■ Line-Caught Lombok Red Snapper
ロンボク島近海で獲れた天然の赤魚(Red Snapper)を使った料理。
* 皮をパリッと焼いた軽いロースト
* 下にはトマト、オリーブオイル、ハーブのソース
* ピリッとした辛味はほとんどなく、爽やか系 イタリアンテイスト

■ Pasta Aglio Olio
シンプルなガーリックオイルパスタ。
* フェットチーネを使用
* ガーリック、オリーブオイル、パセリ
* 鷹の爪が少し入っていて、軽い辛さ

インドネシア料理ゾーン

■ Nasi Goreng Kampung(ナシゴレン・カンプン)
インドネシアの家庭風ナシゴレン。
* 味付けが濃くない・素朴で優しい味
* 具はシンプル(青菜、鶏肉や卵が多い)
* “カンプン=田舎風” という意味で、昔ながらのスタイル
ホテルのナシゴレンは甘辛いことが多いですが、カンプンはもっと素朴で香ばしさ重視のタイプ。

■ Mie Tek-Tek(ミー・テッテッ)
屋台麺として有名な炒め麺。
* 夜の屋台で「テッテッ」と鍋を叩く音から名前がついたと言われる
* 味は 甘辛+スパイシー
* 具材はキャベツ、チョイ辛のソーセージ、青菜、卵など
“ミーゴレン”に似ていますが、Mie Tek-Tek はより屋台寄りの濃い味付け。

■ Soto Betawi(ソト・ブタウィ)
ジャカルタ名物の ミルキー系ビーフスープ。
* 牛肉または牛モツ入り
* ココナッツミルク or 牛乳ベースでクリーミー
* 各種付け合わせ
味はこってり・濃厚で、バリなどの“ソトアヤム”とは全く別物。

ホールフルーツ、サラダ、ナッツなど

ナッツ、サラダ、クラッカー、ホールフルーツ、そしてサンバルが一つの「島(アイランド)」にまとまっていて、カラフルで楽しいセクションです。

ナッツセクション
4種類のナッツがガラス容器に入って並んでいます。
サラダのトッピングにも、そのままつまんでも優秀。

Kacang Telur
卵コーティングされたカリカリの甘辛ナッツ。インドネシアの定番スナック。

Macadamia Nuts
マカダミアナッツ。

Hazelnuts
ヘーゼルナッツ。

Walnuts
くるみ。

サラダ(コールドセクション)

Burrata & Heirloom Caprese
ブッラータチーズと色付きトマト(ヒアロームトマト)を使ったカプレーゼ。
オリーブオイルが軽くかかっていてフレッシュで美味しそう。

Pomelo Salad
ざくろ・きゅうり・ミックスリーフ・トマトを合わせた爽やかなサラダ。
ポメロ(ざぼん風の大きな柑橘)は東南アジアで人気。

スナック(クラッカー類)
インドネシアのクラッカーが3種。

Kerupuk Udang(クルプック・ウダン)
海老せんべい。最もポピュラー。

Kerupuk Gendar
発酵ご飯を揚げたクラッカー。香ばしく軽い味わい。

Emping
メランティの実から作る苦みのあるクラッカー。大人向け。

ホールフルーツ
盛り付けが非常に美しい「ディスプレイ型フルーツ台」。
取りやすく、彩りも良い印象。

オレンジ
レモン
リンゴ(緑・赤)
サラック(皮がヘビのようなインドネシアのフルーツ)
ミカン
グアバ
ローズアップル(ジャムブー)

サンバル(インドネシアのチリソース)・6種類
このホテル、サンバルだけで6種類もあるのは豪華。
種類が豊富なので、料理と合わせて味変し放題。

Sambal Terasi
海老ペースト入りの王道サンバル。

Sambal Soto
ソト用の辛味ペースト。

Sambal Matah
バリ風。レモングラス・玉ねぎ・唐辛子のフレッシュサンバル。

Sambal Colo-Colo
マルク諸島風。醤油ベース+トマト・玉ねぎの酸味。

Sambal Ijo
西スマトラ風の青唐辛子サンバル。辛いけど爽やか。

Sambal Dabu-Dabu
マナドのさっぱりフレッシュ系。柑橘で酸味が効く。

冷蔵ケース内

ランチタイムの冷蔵ケースはかなりシンプル。

■ フルーツプレート
* メロン
* スイカ
* パイナップル
* ドラゴンフルーツ
など

■ インヒュージョンウォーター(フレーバーウォーター)
透明ボトルに入ったフルーツ&ハーブのウォーター。
* レモン
* オレンジ
* キュウリ
* ミント
など

スイーツ

見た目はカラフルで彩り豊か。
洋+インドネシア伝統スイーツがバランスよく配置されています。

マンゴーをテーマにした構成(タルト、パンナコッタ、ケーキ)
伝統的な「クエ(kue)」もホテル仕様で美しく盛り付け
ローカルアイスデザートがあるのが嬉しいポイントです。

■ 洋風スイーツ
Mango & Coconut Panna Cotta
マンゴーとココナッツを使ったパンナコッタ
小瓶に入っており香りが良い南国系デザート

Mango Tartelettes
マンゴークリームを使った小さなタルト
トッピングに金箔風の飾りもありホテルらしい一品

Mango & Almond Cake(中央)
マンゴーとアーモンドの焼き菓子
上にはドラゴンフルーツやイチゴの飾り

■ Es Nanas Kelapa(エス・ナナス・クラパ)
ローカルのミックスアイスデザートです。
インドネシア版「かき氷×フルーツポンチ」のような爽やかなローカルスイーツ。

– バジルシード
– いちご
– 緑色のチェンドル(ゼリー)
– ナタデココなどが入ったミックスフルーツ
– 氷
これらをミックスして食べます。

■ インドネシア伝統スイーツ
インドネシアの色鮮やかな「クエ(kue)」たちが並ぶエリアです。

Carabikang(緑の花のようなケーキ)
米粉とココナッツミルクで作られた蒸しケーキ
見た目が花のように開いた形が特徴

Lapis Pepe(緑の層状ケーキ)
米粉とココナッツミルクで作る層状のモチモチケーキ
インドネシアでは人気の伝統菓子

Bugis Mandi(葉で包んだもの)
ココナッツとパームシュガー餡を包んだお餅スイーツ
バナナリーフで包まれている小さな緑の包み

Klepon(白いココナッツまぶしの丸い団子)
中にパームシュガーが入ったもち米団子
噛むと中から黒糖シロップがとろっと出る人気スイーツ

クッキー&Klitikhan(クリティッカン)

ランチタイムには、Klitikhan(クリティッカン)の隣に、クッキーも並んでいます。

ドリンク類

もちろん、これらのドリンク類も楽しめます♪

ホテル施設

フィットネスセンター

フィットネスセンターは7階、クラブラウンジと同じフロアにあります。

が、このフィットネスセンターよりも、後述するグランド・ハイアット・ジャカルタのフィットネスセンターが使えるので、そちらの方が設備も見た目も香りもいいです。

僕は毎回、グランド・ハイアット・ジャカルタのフィットネスセンターに行ってました。

ザ・ラウンジ(THE LOUNGE)

ロビー階にある「THE LOUNGE」は、ホテルの世界観を象徴するような、落ち着きと上質さが共存する空間です。

エントランスは、
ブラック × ホワイトマーブルのコントラストが美しく、重厚感のあるデザイン。
正面中央に THE LOUNGE のゴールドサインがあり、高級感を演出しています。
奥にはギフトショップ風のディスプレイ(Baccaratの赤いギフトボックス)が華やかに並んでいるのが見えます。

ラウンジエリアは、
大きな窓から自然光が差し込み、窓の外には緑がたっぷり。
ラタン調のランプや落ち着いたベージュ系のチェア、グレーソファなど、柔らかな色調で統一。
カーペットのオレンジがアクセントになり、温かい雰囲気です。

スイーツプレゼンテーション
中央の大理石テーブルには、ケーキやヴィエノワズリーがガラスドームに入れられ、まるでジュエリーのように並んでいます。 アフタヌーンティーや軽食を楽しめる上質なロビーラウンジという位置づけのようです。

提供されていたスイーツ:
– Pain Au Chocolat
– Crotabak(クロワッサン × バクラヴァ風)
– Cream Cheese Cruffin
– Hazelnut Cruffin
– Lapis Legit(千層ケーキ、インドネシア伝統菓子)
– Lapis Surabaya(三層バタースポンジケーキ)

ティーステーション(TEMA Tea)
おしゃれなブラック&ウッドのティーボックスに、茶葉見本が並びます。 時計型の抽出タイマーもあり、こだわりのティーサービスが楽しめる仕様。

用意されていた茶葉の例:
– Earl Grey
– Oolong
– Peppermint
– Autumn Blend
– Remedy
…など、多彩なラインナップ。

house of hadiprana

ロビー階にあるブティック、House of Hadiprana(ハディプラナ)。

ハディプラナは、
インドネシアの伝統工芸・テキスタイル・アート・ホームデコ を中心に扱う高級ブティックで、
バティック、イカット、アクセサリー、インテリア小物などが丁寧にディスプレイされています。

プール・ジム・サウナはグランドハイアットで

ケラトン・アット・ザ・プラザ(Keraton at The Plaza)宿泊者は、
隣接するグランドハイアット・ジャカルタのリゾート風プール、フィットネスセンター、スパを利用できます。
ケラトンの隠れた魅力のひとつです。

ケラトンは客室数が非常に少ないブティックラグジュアリーである一方、
プールや巨大なクラブラウンジ、レストランといった「大規模設備」はグランドハイアット側を利用できます。

「静かに泊まり、豪華設備は隣で楽しむ」
という珍しい“ハイブリッド型ラグジュアリー体験”ができます。

プール(バリ風屋外)

パームツリーに囲まれたラグーン型プール。
自然石・植栽・小屋風パビリオンなど、バリ島のリゾートのような雰囲気。
都心ど真ん中とは思えない静けさを感じる癒し空間です。

ケラトンの建物がプールサイドからしっかり見えます。
都心の高層ホテルの存在感と、下層のトロピカル空間のギャップが美しい構図。

フィットネスジム

グランドハイアット・ジャカルタのフィットネスジムは、
広々としていて機材がとても豊富です。

かなり広いスペースを持ち、設備はフルラインナップ級。
「ホテルの簡易ジム」ではなく、本格的なスポーツクラブです。

スパ

ケラトン宿泊で、グランドハイアット・ジャカルタ側のスパ設備まで使えるというのは、
僕の中で滞在価値が一気に跳ね上がります。

なんといってもドライサウナ&水風呂!
整えます♪

他にもジャグジー、スチームサウナ、リラクゼーションスペースなど。

フィットネス → サウナ&水風呂、気分でスチーム
の黄金パターンが体験できます。

グランドハイアットまでの道

グランドハイアット・ジャカルタへは6階から。
連絡通路でつながっています。

アクセスとロケーション

Plaza Indonesia(プラザ インドネシア、ショッピングモール)に直結!

ケラトンはプラザ インドネシア(ショッピングモール)に直結しています。外に出ずにモールに行けるのは便利。

ロビー階から繋がってますが、一見モールへ行けるとは思わないような通路になっています。

モール側からは、ケラトンのかっこいいロゴが目印です。

後日に泊まる予定のGrand Hyatt Jakarta(グランドハイアット ジャカルタ)もこのモールに直結しています。

スカルノ・ハッタ国際空港(CGK)から車で約1時間

ケラトン アット ザプラザはスカルノ・ハッタ国際空港から約31キロ、車で1時間ほどです。

空港からはGrab(グラブ)やGojek(ゴジェック)といったライドシェアサービスを利用すると便利です。

ケラトン・アット・ザ・プラザの感想

このホテルのここがすごい!

全室スイート級のゆとりある客室
非常に広く、天井高もあり、バスルームやクローゼットの造りがラグジュアリー。
“住むように泊まる” が実現できる居住性。

サービスのホスピタリティが高い
スタッフが丁寧で、ゲストをしっかり覚えて対応してくれる。
小規模ホテルならではの温かみと密度の高いサービス。

グランドハイアット ジャカルタ側の施設を利用できる
大型プール、フィットネスジム、サウナ&ジャグジーという大型ホテルの設備を丸ごと利用可能。
ケラトンの静けさ+GHJの設備=最強コンビ。

ラウンジが静かで上質
クラブラウンジではなく「パーソナルラウンジ」のような使い方ができ、落ち着いた空間で仕事やティータイムがしやすい。

プラザインドネシア直結の便利な立地
外に出ずにショッピング・食事・カフェへアクセスできる。
ジャカルタの渋滞をほぼ受けず、モールにアクセスできるのは便利。

改善できたら嬉しい点

客室・設備の一部がややメンテナンス不足な場面がある
客室のレインシャワーがうまく出ないなど、メンテナンス不足な場面があった。
高級感があり、スタッフのホスピタリティも高いだけに、残念に感じる。

プールやジムがホテル内にない
利用はできるが、一度外へ出てグランドハイアットへ向かう必要があるため雨の日は不便。

朝食の選択肢がやや少ない
質は良く高級感もあるが、スープ系にあっさりしたものを加えてバリエーションを増やして欲しい。重いものが多く、胃がもたれやすい。

こんな人におすすめ

静かで落ち着いたラグジュアリーを求める人
大型ホテルの賑やかさより、プライベート感を重視したい人に最適。

ホテルでゆっくり過ごす時間が長い人
客室の快適さ、ラウンジの静けさ、スパ利用など、“ホテル滞在そのもの”を楽しむ人に向きます。

王宮 / 宮殿体験(Royal Palace Experience)を味わいたい人
インドネシア伝統デザイン × モダンラグジュアリーの調和
派手さではなく、格式と静けさに寄せた美意識を味わいたい人。

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