大阪マリオット都ホテル宿泊記|2025年10月|Osaka Marriott Miyako Hotel

大阪マリオット都ホテル マリオット
大阪マリオット都ホテル

マリオットボンヴォイのチタンエリートが徹底体験! 大阪マリオット都ホテル

天王寺駅直結、あべのハルカスの上層にある大阪マリオット都ホテル。人の流れが多いエリアにありながら、上に上がるほど空気が静かに変わっていきます。エレベーターで一気に上がった先にあるのは、視界が抜けた景色と、余計なノイズの少ない空間でした。

今回はマリオットボンヴォイのチタンエリートとして宿泊。アップグレードやクラブラウンジアクセスなどの特典を使いながら滞在しています。チェックインから客室、ラウンジまで、“引っかかる場面がほとんどない”流れが続くのが印象的でした。

このホテルの魅力は、「高層階ならではの景色」「クラブラウンジの空間」「駅直結のアクセス」。この3つが揃っていることで、滞在の質が自然と底上げされていきます。

この記事では、実際の体験をベースに、客室やラウンジ、周辺環境などまとめています。

ホテル到着

アプローチ

天王寺駅地下直結。床に案内用のラインがあるのでわかりやすいです。それにしても人の流れが絶えない地下通路。

そのまま進むとホテル専用のエレベーターがあります。これで19階のホテルロビーに向かいます。乗り込んで扉が閉まると、外の気配が一気に遮断されます。上に向かっているだけなのに、情報が減っていく感覚。

ロビー

ロビーに入ると、まず目に入るのがラウンジの空間。天井が高くて、窓も大きい。開放感があるのに、うるさくないのが不思議です。人はそれなりにいるのに、音が気にならない。落ち着きます。こういう場所にいると、自然と思考が静かになります。

壁際にはハロウィンの装飾。こういう装飾、場所によってはごちゃついて見えることもあるのですが、ここは違います。ちゃんと余白が残っている。情報はあるのに、邪魔してこない。

窓際にある大きなロゴ、ここに来ると、外の景色が一気に広がります。大阪の街がそのまま見えますが、不思議と騒がしさは感じません。距離があるからか、ただ眺めていられる。この「近すぎない感じ」がちょうどいい。

チェックインはこのフロアのメインレセプションで行います。上級会員でもラウンジではなくここです。少し並びましたが、あまり気になりません。動線がシンプルで、視界も開けているからか、待っている感覚が軽い。チェックインがノーストレスか、滞在全体の印象が決まります。

チェックイン&ステータス特典

チェックイン

チェックインが終わって、キー一式を受け取ります。エリートカラーのキーケース。こういうところで「ちゃんと上級会員として扱われてるな」と感じます。手続き自体もスムーズ。やり取りが短くて、引っかかる感じがない。こういう部分が、地味にストレスを減らしてくれます。

案内の紙も一式もらいます。設備や営業時間、サービス内容などがまとまっています。「必要な情報がちゃんと用意されている」という安心感があります。

あべのハルカスの展望台チケットももらえます。人数分×宿泊数分。長期滞在の僕たちはけっこうな枚数になります。こんなに行くかなと思いながら受け取りますが、「いつでも行ける状態」があるのは悪くない。この余裕が、滞在の質を少し変えている気がします。

チタンエリート(マリオットボンヴォイ)ステータス特典

マリオットボンヴォイのチタンエリートの主な特典は、
※プラチナの場合はボーナスポイントが変わるくらい。

  • 客室アップグレード(空室状況により、スイート含む)
  • クラブラウンジアクセス
  • 朝食無料(※ラウンジのみ)
  • レイトチェックアウト(最大16時まで、空室状況による)

大阪マリオット都ホテルでは、朝食無料はラウンジのみ、レストランでの朝食は有料です。ウェルカムギフトでもレストランでの朝食無料は選べません。残念TT

レイトチェックアウトは毎回利用しています。今回は混雑しているのか、13時まで。 これもちょっと残念TT、 チェックアウト日にどれだけゆっくりできるかが最後に満足度を上げるポイントです。

部屋へ

客室フロアでエレベーターを降りると、すぐに大きな窓が目に入ります。この抜け感、立ち止まってしまいます。外の景色がそのまま入ってくるのに、音はほとんどない。この静けさは、地上とはまったく違います。

廊下は少し暗めで、照明も控えめ。足音も吸収される感じで、静かです。長い通路を歩いているのに、急かされない。動線がまっすぐで迷いもない、移動そのものにストレスがありません。こういう移動の質って、意外と見落としがちです。

部屋の前、この一枚のドアで、完全に切り替わる感じがあります。

客室、アッパーフロア スーペリアルームにアップグレード!

部屋の様子

部屋に入ると、まず視界が抜けます。奥の窓まで一直線に視線が通る。この感じ、けっこう重要です。広さというより、引っかかりがない。部屋に入ったのに、圧迫感がない。

窓側までいくと、大阪の街がそのまま広がっています。かなりの高さ、ただ静かに見るだけ。特に何もしていないのに落ち着いてきます。

ここにいると、
地上に戻るのが少し嫌になります。

こういう環境にいる時間が長くなると、普段の環境との違いがはっきり見えてきます。音の多さとか、視界の狭さとか、無意識に入ってくる情報の量とか。ここはそれが少ない。だから、特別なことをしなくても、ただ座っているだけで思考が整っていきます。どこで思考が濁るのかも分かってきます。

だからこそ、
場所を選ぶようになります。

結局、どこにいるかで、思考の質はほとんど決まってしまう。

この前提に気づくと、
場所の選び方が変わります。

テーブルまわりを見ると、必要なものがきれいにまとまっています。ミニバーやコーヒーも一通り揃っていますが、雑多な感じがない。使いやすい位置にまとまっています。

テーブルの上にはウェルカムスイーツとメッセージカード。部屋に入ってすぐ目に入る位置にあるのがいい。

一つひとつは小さいんですが、こういう要素が積み重なると、部屋で過ごす時間の質は変わってきます。

部屋名広さ(㎡)
レギュラーフロア スーペリアルーム38←予約
レギュラーフロア デラックスルーム38
レギュラーフロア プレミアムコーナールーム42/51
レギュラーフロア ジュニアスイート58
アッパーフロア スーペリアルーム38←ここ
アッパーフロア デラックスルーム38
クラブ コンフォートルーム38
クラブ スーペリアルーム38
クラブ デラックスルーム38
アッパーフロア クラブコーナールーム42/51
アッパーフロア クラブジュニアスイート58
コンフォートスイート76/73
エグゼクティブスイート76/79
ロイヤルスイート159
インペリアルスイート162

今回はアッパーフロア スーペリアルームにアップグレードされました。ありがとうございます。

メインルーム

部屋からの眺め

窓の前に立つと、視界いっぱいに街が広がります。北向きなので日差しはやわらかく、あまりまぶしくありません。遠くの山まできれいに見えて、ただ眺めていられる感じです。

視線を落とすと、天王寺公園や動物園、てんしばが見えます。地上の動きはあるのに、ここからだとほとんど音が届かない。静かに見える。この距離感、高層階ならでは。

ベッド

ベッドはかなりシンプル。余計な装飾がなくて、見た目からして落ち着いてます。白がきれいで、「清潔でちゃんと整ってるな」という印象。

左右のナイトテーブルも必要なものだけ。左はコンセントとティッシュだけでスッキリ。右側には電話と時計、あと引き出しの中にセーフティボックス。この配置、無駄がなくて使いやすいです。

マットレスはSealy(シーリー)。ホテルらしい、少ししっかりめの寝心地。沈みすぎないので、体が安定する感じがあります。柔らかすぎるベッドが苦手な人にはちょうどいいかもしれません。

モニター

TVモニターはアームで角度調整可能。地味ですが重要。HDMIでPCとつなぎやすいし、ベッドだけでなく、ソファに座りながら動画を見る時に便利です。

ソファ

窓際のソファー、気づくとここに座っています。ただ外を見るだけ。何もしない時間がそのまま成立する場所です。

テーブル

テーブルは軽食、PCでの軽い作業、どちらでも成立するサイズ感です。

朝にコーヒーを置いて軽く作業。視界の片隅には外の景色が無意識に入っています。これがあると、作業の質も変わってきます。

ミニバー

上部の棚、開けた瞬間、「おぉ、整ってる!」。物はあるのに、ごちゃごちゃしていない。

南部鉄器の急須と、落ち着いた湯呑み。お湯を沸かして、ただ注ぐだけ。それだけで流れがゆっくりになります。

ティーパックの種類は、カモミール、オレンジ、セイロン、煎茶もあります。

ミニバーカウンターもきれいにまとまってます。これだけスペースがあるとお湯ポットやネスプレッソも使いやすい。

ネスプレッソのカプセルは3種類。

ミニ冷蔵庫は、中はしっかり詰まってます。お酒もソフトドリンクも一通り。使うかどうかは別として、「ここで完結できる」状態があると安心感が違います。

値段はもちろんホテル価格、でも、迷わないようにちゃんと整理されてる。

クローゼット

クローゼットは必要十分な大きさ。ただ開けた瞬間、少し違和感。バゲージ置く場所がない。

バゲージベンチもバゲージラックもなく、荷物をどう置くか、一瞬考えます。こういう小さな迷い、意外とストレスになります。

バスローブはあるけどパジャマは見当たらず、「あれ?」となります。

スリッパは厚底でふわふわタイプ。

パジャマはミニバー横の棚にありました。引き出しを開けると、きれいに畳まれて入っています。

多くのホテルの場合、クローゼット内にセーフティーボックスやパジャマもまとまっているので、ちょっと手間取ります。

バスルーム

バスルームはグレーの石の質感、落ち着いた色で、視界が静かになる感じ。

左にバニティ、奥にシャワーとバスタブ。無駄がなくて動きが自然に流れる動線です。

バニティ

天板は明るい石、下は濃い木。色のコントラストがちょうどいい。広めで使いやすい。

ボディーローションは「thisworks」。香りがやさしくて好みです。

アメニティ類、箱の中にきっちり整理されてます。歯ブラシやカミソリも過不足なし。必要なものだけがある、この感じがちょうどいい。

スキンケア一式が用意されてるの、日本らしいなと思います。こういう細かい配慮、ありがたいです。

ドライヤーはPanasonic。風量も安定していて使いやすい。

シャワー&バスタブ

グレーのタイルで統一された空間。静かで落ち着きます。シャワーはハンドのみでレインはなし。

シャワーヘッドはReFa。水がやわらかくて、当たりが軽いです。この感触、結構好きです。

バスアメニティはボディーローションと同じく「thisworks」。香りが強すぎないのがいい。

バスタブはしっかり浸かれるサイズ。お湯に浸かると、思考がリセットされてクリアになっていきます。

バスソルト付き。これがあるだけで入浴の質が本当に変わります。

トイレ

トイレはTOTOのウォシュレット付き。操作もシンプルで迷いません。

その他サービスなど

インターネット(wifi)

Wi-Fiは下り約58Mbps、上り約59Mbps。特に遅さは感じません。作業も動画視聴も問題なく、滞在中ストレスはほぼなしでした。

ターンダウンサービス

ターンダウンサービスが入ると、部屋の空気がふっと整います。シーツはなめらかに整えられ、ベッドは「眠るための場所」として静かに仕上げらます。

このサービスがあるだけで、滞在の満足度が一段あがります。

枕元には、明日の天気を知らせるカードと、thisworksのピロースプレー。こういう気遣いが、ただの宿泊を“整う時間”に変えてくれます。

窓の外は、大阪の夜景が広がります。無数の光が線上に並び、都市のリズムが静かに流れています。

外は動き続けているのに、部屋の中はどこまでも穏やか。このコントラストが、夜の滞在を一段と深くしてくれます。

クラブラウンジ

ラウンジの様子

クラブラウンジは天井高のある開放的な空間に、温かみのある木目とグリーンがバランスよく配置されています。

広さがありながらも、どこか“静けさ”を感じる設計で、ただ座っているだけでも心が整っていくような感覚。

人はいるのに、音が残らない。
この感じ、日常ではほとんどない気がします。

壁際のソファー席は、“くつろげる”ポジション。柔らかなファブリックとクッションに身を預けると、自然と心がやすらぎます。作業というより、思考を整える場所として使いたくなる席です。

窓際は、外の光と緑を感じる席。やわらかく差し込む自然光と、視界に入るグリーンが、空間に軽やかさを与えてくれます。時間帯によって表情が変わるのも、この席ならでは。

存在感のある無垢調の長テーブル席もあります。木の質感がしっかりと伝わってきます。軽い打ち合わせやPC作業にも適していて、機能性と美しさが両立した席。

ふと目に入る、さりげないハロウィンの飾り。主張しすぎないサイズ感と配置が、この空間の“品の良さ”を保っています。こういう細部の演出が、滞在にほんの少し遊び心を添えてくれます。

ラウンジの奥には、“別室”のようなスペース。メインエリアよりも人の動きが少なく、より静かで集中できる環境です。窓からの光も入りつつ、こもれる安心感があります。

ミーティングルームも用意されています。重厚感のあるテーブルとチェアで、完全に“仕事モード”に切り替わる空間。ラウンジの延長にこうした設備があることで、滞在とビジネスが自然に繋がる設計になっています。

クラブラウンジは38階に位置し、専用の入口扉が設けられています。木目を基調とした落ち着いたデザインで、ここから先は空気が切り替わるような感覚。

時間プレゼンテーション
06:30 – 07:00コンチネンタルブレックファースト
07:00 – 10:00和洋ブッフェ
14:30 – 17:00アフタヌーンティー
17:30 – 19:30カクテルタイム
19:30 – 21:30バータイム

各プレゼンテーションは上記のとおり。カクテルタイム終了後もバータイムがあるので、ラウンジクローズまでアルコールを楽しめるもよう。

アフタヌーンティー

アフタヌーンティーの時間になると、カウンターにはスイーツ類が並べられます。整然と並べられたプレート、さりげなく配置された装花、空間全体の上質さを引き上げている印象。

この日のケーキは、抹茶と黒豆のムース、ドゥーショコラ。ハロウィンのさりげないデコレーションも遊び心がありつつ上品にまとまっています。

ケーキは日替わりで内容が変わるため、長期滞在していると“今日は何があるかな”という楽しみもあります。

ただ食べるだけでなく、“日々少しずつ違う体験が積み重なる”のが、このラウンジの良さだと感じます。

スコーン。クロテッドクリームとストロベリージャムが用意されていて、シンプルながら満足度の高い王道の組み合わせ。

・瀬戸内レモンクッキー
・バニラマカロン
・ストロベリーバウムクーヘン
といった焼き菓子系が並び、甘さのバリエーションも豊富です。

ポテトチップスのような軽いスナックも用意されているので、甘いものの合間にちょうどよく、飽きずに楽しめる構成になっています。

スイーツだけでなく軽めのスナック類も充実しています。

イヴォワール(ホワイトチョコレート)、ミックスナッツ、三色サラダ、小元禄、コンペイトウなどが並び、甘いしょっぱいを楽しめる構成です。

冷蔵ケースにはスイーツとフルーツが美しく並びます。

上段にはグラスに入ったデザートが並びます。ひと口サイズで楽しめるものが中心。この日は、ハスカップジュレとベリー、クリームチーズムースと青りんご、北海道ミルクプリンとキャラメルソース。日替わりで違うものが提供されます。

フルーツは、ルビーグレープフルーツ、パイナップル、メロン、オレンジ、バナナなどが揃い、どれも瑞々しくリフレッシュ感のあるラインナップ。

ライブキッチンのカウンターでは、パニーニが提供されています。温かい軽食としてちょうどよく、ラウンジでのひとときをさりげなく満たしてくれる一品です。

ドリンク類も充実、コーヒーマシンや紅茶のほか、冷蔵庫やチルドディスプレイには缶ドリンクやミネラルウォーターが並びます。ペプシコーラやジンジャーエール、オレンジジュースといった定番に加え、「みっくちゅジュース」が用意されているのは大阪らしいポイント。さらにビールも用意されており、時間帯によっては軽く一杯楽しむこともできます。

ここのラウンジでは、スパークリングワインが常時提供。ラウンジが空いている時間はいつでもサーバーからセルフで注げるようになっています。

カクテルタイム

クラブラウンジのカクテルタイム。日中とは空気が一変し、照明もやや落ち着いたトーンになり、“大人の時間”という雰囲気に包まれます。実際に12才以下はこの時間帯は入れません。

木の温もりとグリーンが調和した空間は、静かに過ごすのにちょうどよく、自然と長居したくなる心地よさがあります。

これまでクローズされていた棚のアルコール類が解放されます。ウイスキーやジン、リキュールなどがずらりと並び、好みに合わせて自由に楽しめるスタイル。グラス類も豊富に用意されており、簡単なカクテルを作ることもできます。

ワインは専用のサーバーで提供されており、赤・白ともに適温で管理されています。ボタンひとつで注げる手軽さと、温度管理された状態で楽しめる点は、こうしたラウンジならではの魅力です。

スパークリングワインは常時提供。専用サーバーからいつでも注げるため、時間帯を問わず軽く一杯楽しめます。カクテルタイムはもちろん、それ以外の時間でも“軽く一杯”なひとときを演出してくれます。

カクテルタイムのフードエリアは、奥のブッフェ台、アイランド型のビュッフェ台、冷蔵ショーケース。動線もシンプルで取りやすい設計になっています。

全体として「整っている」印象が強く、落ち着いた空間の中でゆっくり選べるのが良さ。料理を取りに行く時間すら、どこか静かで心地よいひとときに感じられます。

松茸ご飯。ふわっと立ち上がる香りと、ほんのりとした出汁の旨みが心地よく、ラウンジの軽食という枠を超えた満足感があります。こうした季節感のある和の一品があるだけで、滞在の質が一段上がる感覚。

横にはシンプルな漬物が数種類。こういう脇役がしっかりしていると、全体のバランスが整うのが日本らしいところ。

バランスを整えてくれるのがこのコールド系。サラダ類はしっかり冷やされています。

・オニオン
・きゅうり
・紅芯大根(ウォーターメロンラディッシュ)
・ミニトマト
・グリーンリーフ

素材の状態が良い。ラウンジの質って、こういう“基本の野菜”に出ます。

横には野菜スティックも用意されていて、軽くつまむにも、しっかり食べるにも使いやすい構成。

チキンと野菜の生春巻きは、見た目もきれいで、さっぱりしながらタンパク質も取れる、かなり“ちょうどいい一品”。

ドレッシングは、
・フレンチドレッシング
・青じそドレッシング
・サウザンドアイランド

さらに、
・バーニャカウダ
・クリームチーズソース
・味噌マヨネーズ

このあたりがあることで、
「ただのサラダ」で終わらない。

えびせん、軽くてサクサク、ほんのり海老の風味が効いていて、手が止まらなくなります。

カクテルタイムの“満足度”を決めるのは、やはりこのホットミール。

この日は、
・ローストポーク
・ビーフピラフ
・ちゃんちゃん焼
・ココナッツフィッシュ(揚げ物)
・生春巻き

ベジタリアンとして、
・大豆ミートボールのトマト煮込み

ピザはコーン&ツナのマヨ系で、日本人には間違いなくハマる味。

パンは、バゲット、グレインローフといったシンプルなラインナップ。

チーズは、カマンベール、エメンタール、ブルーチーズと、しっかり個性の違うラインナップ。クラッカーも用意されているので、「チーズ+クラッカー+ワイン」と合わせることも可。

小鉢の充実度。和テイストの前菜が並び、“ただの軽食”ではなく、きちんと「料理」として成立しています。

焼売は、海老、イカの2種類で、しっかり“点心感”あり。軽くつまめるサイズ感ながら、口に入れたときの満足度は高いです。

パンプキンスープ、とろっとした濃厚系で、しっかり「一品」として成立。

カクテルタイムはどうしても冷たいものに寄りがちですが、温かいスープがあることで、満たされる構成。僕の好みを押さえてくれています。

アイランドカウンターにも“つまみ系”がしっかり用意されています。

カナッペは2種類、トマト+モッツァレラ系、ツナや野菜系。見た目もよく、軽くつまむのにちょうどいいサイズ感

生ハム、スモークサーモンといった定番どころも押さえていて、“とりあえずこれで一杯いける”ラインかな。

そして地味に嬉しいのがパン+トースター。カクテルタイムで温められるというのは素晴らしい。

冷蔵ケースの中には、アフタヌーンティーに続く流れで、スイーツとフルーツが並びます。カクテルタイムではさらに、ホールケーキが追加されます。

ここは、「満足感を締めるエリア」という役割、ラウンジ体験の“余韻”を整えてくれる存在。

料理は全体的に、見た目はかなりいいです。整ってるし、種類も多い。

ただ実際に食べてみると、「あれ、思ったより普通だな」と感じるものもいくつかありました。

空間や雰囲気がすごくいい分、もう一段、味が乗ってくるとかなり完成度が上がりそうです。

バータイム

カクテルタイム終了後はバータイム。フードは下がりますが、アルコールはそのまま楽しめます。スナック類はそのままバータイムでも提供されます。

朝食

ラウンジ朝食の様子

木とグリーンが効いた空間で、朝の光がやわらかく入ってきます。音も控えめで、空気が軽く感じます。

カウンターをゆっくり料理を見て回ります。人はいるけど慌ただしさはありません。この朝の余白、日常になると本当に心が穏やかになります。

オーダー

各席には卵料理のオーダーシートが用意してあります。並んだ料理を取るだけじゃなく、できたてを食べられる、この違いだけで、朝の質は変ります。

今回の滞在で頼んだもの。

焼きたてのオムレツは、チーズとほうれん草。ナイフを入れると、ふわっと湯気が立ち上がります。

半熟卵とマカロニのグラタンは、トリュフの香りがふわっと抜ける一皿。朝から心が静かに弾みます。

ほうれん草とベーコンのフライドエッグ、オーロラソースを合わせてくるあたりが大阪らしいです。

スパニッシュオムレツにトマトソース。素朴な一皿、ゆっくり噛んで味わいます。

ブッフェ

チルド台に、新鮮で整ったサラダが静かに並んでいます。人の流れも落ち着いていて、ゆっくり皿に取ることができます。

新鮮なレタス、トマト、キャベツなどが並びます。ドレッシングも3種類。オリーブオイルやクルトンも用意されています。

白米と味噌汁の並ぶ一角。湯気がゆっくり立ち上がっていて、日本人ならすいよせられる場所です。

炊飯器を開けると、粒が立った白米が静かに収まっています。京の米老舗・八代目儀兵衛の名前が添えられていて、もうおいしいに違いない。

鍋の味噌汁は、表面がゆるく揺れています。なめこ、わかめ、ねぎと具材を選び、好みに仕上げます。

お粥はやわらかく、調子を整えるのにちょうどよい。

整然と並ぶ和の総菜。自然に手がのびちょっとずつ皿に盛っていきます。

薬味の一角、刻みねぎや鰹節を少しずつすくいます。

だし巻き玉子、出汁がきいていて、朝はこういうやさしい卵料理が一品欲しい。

焼き魚、今日は鮭。皮が軽く反っていて、熱がまだ残っています。ご飯に合う。

納豆や梅干し、豆腐もあります。

湯気の立つソーセージがゆっくり揺れています。ピークを過ぎた後の落ち着いた時間帯は人の動きも少なく、取り分ける手も自然とゆっくりになります。

ベーコンとスクランブルエッグ。定番の並びですが、きちんと盛られているのがいい。整った状態のまま残っていて、安心感があります。

マスタードやケチャップも必要な分だけ取るスタイル。個包装だと全部使わないことが多いので、この形式は地味に落ち着きます。

温められた皿の上にたこ焼きが転がっています。ソースとマヨネーズを少しだけのせて一口。大阪らしさを感じつつ。

薄くスライスされたプロシュートとボローニャハム。必要な分を取り、軽くつまみます。

チーズはカマンベール、エメンタール、ブルーチーズ。大理石の上に置かれていて、温度もいい感じに落ち着いています。クラッカーと合わせることも可能。

マリオットの焼き印が入ったパンケーキ。こういうちょっとした遊び心がいい。表面はほんのり焼き色、中はふわっと軽め。

ホイップクリーム、カスタード、はちみつ、メープルシロップ、チョコレートソースにナッツ。トッピングも一通り揃っています。

ベジタリアン向けのメニューも用意されています。クリーミーなスープに、大豆のミートボール。しっかり温かく保たれていて、近くに立つとふわっと香りが上がってきます。

雑穀のサラダは、レタスの上にふわっと広げられていて、見た目も軽やか。こういう一角があると、ブッフェ全体のバランスが整っている感じがします。

ベーカリーコーナーもかなり充実してます。

トーストは、プレーン、全粒粉、オレンジトーストと種類が分かれていて、好みに合わせて選べます。トースターも用意されているので、軽く焼いてバターをのせるだけでも満足度は高いです。

バゲットやミニロール。シンプルだけど、こういう定番がちゃんと揃っていると安心感があります。

デニッシュやクロワッサン。シナモンや洋梨、栗など、甘い系もしっかりラインナップされています。見た目もきれいで、つい手が伸びます。

マフィンもチョコ、アップルクランブル、抹茶とバリエーションあり。朝から少し甘いものを取りたい人にはちょうどいい感じ。

ドーナツも、ブルーベリーとシュガーの2種類。ちょっとした遊び心もあって、全体的に「選ぶ楽しさ」があるコーナーです。

コンベアトースター。ほりこむだけで手軽。

シリアルコーナーは、コーンフレーク、玄米フレーク、チョコ系、ミューズリーなど、軽めからしっかり系までバランスよく配置されています。

はちみつやメープルシロップ、ドライフルーツやナッツも用意されていて、カスタマイズもできます。僕はもっぱらシリアルではなくサラダにトッピングとして使います。

冷蔵ケースもかなり充実しています。

上段にはヨーグルトが並んでいて、プレーンやフルーツ系などしっかり種類あり。ブルーベリーソースやストロベリーソースも用意されているので、自分好みに仕上げられます。

中段にはスモークサーモンやカットフルーツ。パイナップル、メロン、キウイ、グレープフルーツなど、一通り揃っていて見た目もきれいです。朝にこういうフレッシュ系があると、自然と手が伸びます。

下段にはミルクやジュース。オレンジやトマトなど定番はしっかり押さえてあって、こちらも安心感のあるラインナップ。

朝からスパークリングワインも稼働。セルフで注げるスタイルで、好きな人にははまる。

コーヒーや紅茶も、もちろんセルフでいつでも利用できます。

マシンでさっと淹れられるコーヒーに、ティーバッグも種類がしっかり揃っていて、食中食後、サクっと使えます。

ホテル施設

フィットネスジム

フィットネスジムは38階にあり、24時間利用可能です。宿泊者ならいつでも使えるのが嬉しいポイント。朝でも夜でも、自分のペースで体を動かせます。

ランニングマシンやバイクなどの有酸素系マシンが窓際に並んでいて、目の前には大阪の街並みが広がります。この景色を見ながら走るとテンションがあがります。

ウェイト系のマシンやダンベルもひと通り揃っていて、軽く体を動かす人からしっかりトレーニングしたい人まで対応できる内容。ジム自体はややコンパクト。

タオル用意されていて、水やポカリスエットも置かれているので、手ぶらでも気軽に立ち寄れます。

こういう“ちょっと動ける環境”があるだけで、滞在中のリズムが崩れにくいのがいいところです。

ビジネスセンター

ビジネスセンターは38階にあり、予約制です。

中に入ると、まず目に入るのがミーティングスペース。大きめのテーブルにしっかりした椅子、そして窓からの光も入ってきて、落ち着いて話すにはちょうどいい空間です。

プリンターも設置されていて、ちょっとした資料の印刷やコピーも問題なし。

PCスペースは個別ブースになっていて、周りを気にせず集中できるつくり。

さらに、事務スペース的なデスクも用意されていて、自分のノートPCで作業するなら、ここが一番集中できる気がします。まぁたいていラウンジで作業することが多いですが。

ホテルの中にこういう“静かな場所”があると、単なる宿泊じゃなくて「生活できる場所」に一段上がる感覚があります。

アクセスとロケーション

天王寺駅直結、超高層ビル「あべのハルカス」内

このホテルは天王寺駅直結、超高層ビル「あべのハルカス」の中にあります。ずっと屋根の下なので天候に左右されないのが大きい。

地下に降りると、あべのハルカスの入口、近鉄百貨店の前に出ます。このあたりは人の流れも多くて、初めてでも「あ、こっちだな」と感覚的に分かる動線になっています。

上層階行きのエレベーターホールへ。ここで一気に高層階まで上がる流れです。

この動線、床にラインで案内があり、駅→地下→エレベーター→ホテルまでがすごくスムーズ。

グルメ

スシエビス

気になっていた「ともえ通り商店街」へ。天王寺エリアは大型施設も多いですが、商店街がちゃんと残っているのがいいところ。

ホテルの中の整った空間から一歩出ると、こういう雑多で人の温度を感じる場所にすぐ行ける。このギャップが楽しい。

今回はふらっと「スシエビス」へ。

「ちょっと寿司でも」くらいのテンションで入れる気軽さがいいです。がっつり高級寿司じゃなく、このエリアの空気感とも合っている感じがします。

看板メニューの「エビカニ合戦」。見た瞬間ちょっとテンション上がるやつです。カニの甲羅にたっぷり詰まった身に、いくらと卵黄。これを下の巻きにのせて食べるスタイルで、見た目も味もちゃんと“主役感”。

「雲丹いくらミルフィーユ」。ご飯とネタで層を作り、その上に、いくらと雲丹。満足度が高い!頼んで正解です。

さっきの2品でしっかり満たされたはずだけど、やっぱり止まらない。「軽く」のつもりが、気づいたらしっかり食べてました。

観光

あべのハルカス 展望台

せっかくここにいるなら外せない、あべのハルカスの展望台。

まずは受付カウンターでチケットを発券。料金表を見るとそこそこしますが、今回はホテル宿泊者特典活用。チェックイン時にもらった引換券を出すだけで、そのままチケットに交換できます。こういう“さりげない特典”、地味に嬉しいです。

これを持って、そのまま上層階へ向かいます。

展望台行きのエレベーターは、16階から60階まで直通。乗り込んだら、あとは一気に上へ。途中で止まらない、この“直通感”がいい。

体感的にもかなり速く、耳がちょっとキーンとなるくらい。「上がってるな」っていう感覚がちゃんとあります。

エレベーターを降りた瞬間、視界が一気に開けます。

広がる景色、もう言葉はいらないレベル。

大阪の街が、ここまで整然と広がってるのかってちょっと驚きます。ビルの密度も、道の流れも、上から見るとすごくきれいに見えます。

こういう景色を見ていると、ただ「高い」だけじゃなく、自分の思考まで少し俯瞰できる感じがしてきます。

ふと横を見ると「日本の展望台高さ比べ」。あべのハルカス、ビルでは一番なのに、そこを前面に押し出してこない感じがちょっと面白い。

“すごさ”を主張しすぎない。
でも、ちゃんとすごい。

このバランス、なんかいい。

てんしば

てんしばへ。部屋から見えていたあの芝生、気になって降りてきました。こういう「見えてた場所に実際に行く」って、ちょっとした楽しみです。

さっきまでの高層ビルの世界とは真逆で、ちゃんと“地上の広がり”がある感じ。

入口付近にはカフェや子ども向けのスペースもあって、観光地というより「日常にちょっと余裕がある場所」って空気感です。

芝生の公園内に入り、ふと振り向くと、あべのハルカス。

さっきまであの中にいたのに、こうして外から見るとまた全然違います。ガラスの塊がすっと空に伸びてて、やっぱり存在感すごい。「どのへんの部屋だったかな?」って気づくと探しています。

上から見てた景色と、下から見上げる景色。同じ場所でも、視点が変わるだけで体験が変わるのが面白いです。

大阪マリオット都ホテルの感想

このホテルのここがすごい!

クラブラウンジの設計と“静けさ”の質
ラウンジは広いのに、ちゃんと静かで落ち着く空間。木とグリーンのバランスもよくて、ただ座ってるだけで思考が整っていく感じがあります。 特に良かったのは、カクテルタイムは12歳以下入室禁止、これ、かなり大きいです。 時間帯によって空間の“質”をちゃんと切り替えてるので、夜は完全に“大人の時間”になります。
スタッフの対応が全面的に親切・丁寧
チェックインからラウンジ、全体通して“引っかかる瞬間がない”、これがすごく良かったです。 過剰すぎる接客ではなく、でもちゃんと見てくれている安心感がある。 このバランスが崩れると一気にストレスになりますが、ここは終始スムーズ。 滞在の質って、結局ここで決まるなと改めて感じました。
客室の「視界の抜け」と静けさ
部屋に入った瞬間のあの“抜け感”。窓まで一直線に視線が通る構造で、圧迫感がまったくない。 さらに、視界は広い、でも音はほぼ入らない、このバランスが絶妙で、「何もしてないのに整う空間」になってます。 “ここにいると地上に戻るのが少し嫌になる”そんな場所です。
動線のストレスのなさ(駅直結〜館内)
天王寺駅から地下直結、そこからホテルまでの動線がとにかくスムーズ。 さらに館内も、エレベーター、廊下、ラウンジ、すべてがシンプルで迷いません。 この「迷いがない設計」、実はかなり重要で、滞在中の無意識ストレスを減らしてくれます。

改善できたら嬉しい点

クラブラウンジのフード、見た目と味のギャップ
見た目はかなりいいです。整ってるし、種類も多い。ただ正直なところ、「あれ、思ったより普通だな…」ってなる場面がある。 特に一部の和食系料理は、“ラウンジとしては良いけど、期待値までは届かない”ライン。 空間や演出がいい分、味の満足度があと一段ほしいなと感じました。
ホテル施設(プール・大浴場・サウナ)がない
これは人によってはかなり大きいです。プールなし、大浴場なし、サウナなし、つまり、 「身体をリセットする場所がない」。部屋のバスやラウンジで整うことはできるけど、“完全にリラックスする場所”がないのは少し物足りない。 特に長期滞在だと、この差はじわじわ効いてきます。
クローゼット周りの使いにくさ
地味だけど気になったのがここ。バゲージラックがない、荷物の置き場に一瞬迷う、パジャマの場所が分かりづらい、 「どこに何があるか一発で分からない」。この小さな“迷い”、積み重なると意外とストレスになります。
チェックインがラウンジ対応でない
上級会員でも、チェックインはメインレセプション。 ラウンジチェックインではないため、タイミングによっては少し並ぶこともあります。 動線自体は悪くないけど、「ここまで整ってるホテルならラウンジ対応でもいいのに」と思ってしまうポイントです。

こんな人におすすめ

景色や“抜け感”を大事にしたい人
高層階ならではの視界の広さ。 部屋ではずっと“抜けている感覚”があります。
静かに過ごしたい大人の滞在を求めている人
ラウンジも客室も、全体的に落ち着いた空気。 夜は特に静かで、“ちゃんと休める環境”があります。 都会の真ん中でここまで静かなのかと思うほどです。
クラブラウンジ付ホテルが初めての人
ここ、かなりおすすめです。 高層階・ラウンジ・景色と、都市ホテルのわかりやすい要素が一通り揃っています。 動線もシンプルで使いやすいので、「ラウンジってこんな感じか」が体験しやすいです。
アクセス重視・移動ストレスを減らしたい人
天王寺駅直結で、移動がとにかく楽。 観光や食事も周辺で完結しやすい立地です。

まとめ

全体を通して感じたのは、このホテルは“3点突破”のタイプだということ。

1つ目は、高層階ならではの景色。視界が抜けていて、音がほとんど入ってこない。この環境にいると、何もしていない時間でもちゃんと成立します。気づくと、思考が静かになっている。

2つ目が、クラブラウンジの空間。木とグリーンで整えられた空気。人はいるのにうるさくない、長くいても疲れない。時間帯ごとに“質”が切り替わるのもいい。

3つ目が、駅直結のアクセス。天王寺駅からそのまま入れるこの動線、想像以上に効きます。移動のストレスがないだけで、滞在全体が軽くなる。

正直、設備面で足りない部分もあります。でも、この3つが揃っていることで、「ここにいる意味」がはっきりしてくる。景色、空間、アクセス。この3つに価値を感じる人なら、かなりハマると思います。

こういう環境に身を置く時間を、どれだけ日常に取り入れられるか。その視点が自然と浮かんでくる、そんなホテルです。この感覚、たぶん一度体験すると戻れなくなります。問題は、「これを日常にできるかどうか」

旅行として終わらせるのか、
それとも環境ごと変えていくのか。

この分岐、思っているより大きいです。